説明書
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
- 次の人は服用しないでください
本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 12歳未満の小児
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
他の鎮咳去痰薬、かぜ薬、鎮静薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗り物酔い薬。アレルギー用薬等)
- 服用後、乗り物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気等があらわれることがあります)
- 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
- 過量服用・長期連用しないでください
相談すること
- 次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- (1)医師の治療を受けている人。
- (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
- (3)高齢者。
- (4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- (5)次の症状のある人。 高熱、むくみ、排尿困難
- (6)次の診断を受けた人 心臓病、高血圧、糖尿病、腎臓病、緑内障、甲状腺機能障害
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- 皮 膚:発疹・発赤、かゆみ
- 消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振
- 精神神経系:めまい
- 泌尿器:排尿困難
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
- ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
- 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症:高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。
- 偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
- 再生不良性貧血:青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
- 無顆粒球症:突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
- 服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- 5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
効能・効果
せき、たん
用法・用量
1日3回、食後なるべく30分以内に次の量を服用してください。
- 15才以上 1回 1包
- 12才~15才未満 1回 2/3包
- 12才未満 服用しないでください
[ 用法・用量に関連する注意 ]
- 用法・用量を必ず守ってください。
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
成分・分量
1包(2g)中
- ジヒドロコデインリン酸塩 10mg
- ノスカピン 20mg
- グアヤコールスルホン酸カリウム 90mg
- dl-メチルエフェドリン塩酸塩 25mg
- d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 1.33mg
- シャゼンソウ(車前草)エキス(原生薬換算量 338mg) 50.5mg
- カンゾウ(甘草)エキス(原生薬換算量 600mg) 200mg
- セキサン(石蒜)エキス(原生薬換算量 96mg) 12mg
添加物として、無水ケイ酸、乳糖、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、セルロースを含んでいます。
保管及び取り扱い上の注意
- 直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手のとどかない所に保管してください。
- 誤用をさけ、品質を保持するために、他の容器に入れかえないでください。
- 使用期限をすぎた製品は服用しないでください。