「歯」もみがける 三宝はぐきみがき スペシャルページ

三宝はぐきみがきの誕生

 三宝製薬は1932年1月(昭和7年)、「トフメル本舗」として東京都新宿区百人町に創立され、1939年12月(昭和14年)三宝製薬株式会社に改組、1943年11月(昭和18年)本社を現在の新宿区下落合に移転しました。

 創業者の渡邊久吉は、当時兄が開業(新宿区百人町)していた病院で作っていた「いろいろな皮膚症状に効き目がある」と評判だった軟膏を家庭薬として売り出すことを考え、当時の売薬許可をとり、これを「トフメル」と名付けました。これが「トフメルA」の始まりであり、三宝製薬の歴史の始まりです。その後、痔の薬の「エフレチン」、胃腸薬の「ヂアトミン」、かぜ薬の「ロン三宝」などを発売、そして昭和42年4月、今までにない画期的な歯みがき「三宝はぐきみがき」を新発売しました。今では普通になった「歯ぐきをみがく」と言う発想は、当時とては斬新で、しかも医薬品で、更に塩を配合していると言うことで大きな話題となりました。

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昭和20~30年代頃の薬局(薬店)の看板です

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戦後の商品画像です。戦後の面影が残るお店でも販売されておりました

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発売当時の広告

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当時は製造工程の多くを手作業で行っていました

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現在では機械化された包装工程も、当時はすべて人の手によって一つ一つ行われていました

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当時の三宝製薬の社屋

困難を乗り越え

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 その後、新聞、週刊誌、テレビ宣伝とその普及に全力を投じましたが、取扱店が少なかったことに加え、「良いものは多くの方に使ってもらわなければならない」との創業者の考えで、低価格にて発売したことがあだとなり、想定した普及効果は得られず、会社の会計に大きな赤字を生むことになってしまいました。

創業者は、当時大久保に有った土地建物を売却し、会社の赤字を埋め、経営に支障をきたすことなく済みましたが、「三宝はぐきみがき」の普及には大きな足かせとなりました。

そして、その後は価格を見直し、適正利潤のある製品とし、派手な宣伝は控え、三宝製薬のお得意様である薬局・薬店様に推奨販売していただき、地道にご愛用者様を増やしていただきました。

お陰様で今では当社の主力製品となりました。発売よりご使用いただいている方より、今でも自分の歯でおいしく食べることができ、8020も達成できたと、感謝状をいただき、社員一同で感激したこともありました。

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当時のCMや広告等で使用された画像

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トラベルセット特集で、はぐきみがきをご利用いただいていると雑誌でも掲載されました

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昔の三宝製薬で販売されていた製品一覧です

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発売よりはぐきみがきをご利用いただいている方よりいただいた感謝状

三宝はぐきみがきとは?

 その特徴は何と言っても塩(塩化ナトリウム)を配合している事にあります。弊社の創業者も歯槽膿漏に悩まされており、当時の歯医者さんの指導もあり、民間療法的に良いと言われていた「塩」を指につけてはぐきをマッサージしていました。そこから、これを「歯みがき」として製品化できないか?というとで「三宝はぐきみがき」の開発は始まりました。当時「塩」は良いとはいわれていたものの科学的根拠が有りませんでした。そこで、弊社開発部と東京医科大学病理学教室での共同研究で、その効果を立証し、しかもその濃度は30%が最適である事がわかり、「三宝はぐきみがき」にも応用しました。

 また、「塩」以外にも、歯医者さんなどでも使われる殺菌や痛みを和らげる作用のある有効成分を3種配合し、歯周病(歯肉炎・歯槽膿漏)などによる歯ぐきの発赤、腫れ、出血などの症状を改善する医薬品の歯みがきなのです。

一般向けのはぐきみがきのパッケージ

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発売当初のパッケージ

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一つ前のパッケージ

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現在のパッケージ

“歯ぐき”しかみがけない?
「三宝はぐきみがき」は、お客様から「名前が“はぐきみがき”だから歯ぐきしかみがけないでしょ!」とよく言われます。実は「三宝はぐきみがき」は「歯」もみがけるように設計されているのです。1本で歯と歯ぐき両方をケアできる医薬品の歯みがきなのです。
このような方に
  • 歯ぐきの色がくすんでいる
  • 歯ぐきがやせてきた
  • 歯ぐきが腫れている
  • 口臭が気になる
  • 口の中が粘つく
  • 歯ぐきから血が出てる

成人の80%が歯周病で、早いひとは20代後半から軽い歯周病にかかり、30代後半から増え始め、40歳代になると急激に増加、60~64歳あたりがピークと言われています。50歳代以上になると圧倒的に歯周病が原因で歯を失う人が多くなります。また、近年糖尿病などの生活習慣病との関係も明らかになってきており、高齢化社会をむかえるにあたり、ますます若い頃からの歯周病対策が重要となってきます。そこで、自分の歯でおいしく食べ物を食べ快適な生活をおくるために「三宝はぐきみがき」で早めのケアをお勧めします。「三宝はぐきみがき」 はそのネーミングから「歯ぐき」しか磨けないと誤解されますが、そうではありません。「三宝はぐきみがき」は歯と歯ぐきを両方磨くことにより 歯周病(歯槽膿漏)をケアすることができる歯みがきなのです。口臭や歯ぐきの痩せなどの症状が気になりだした方は、早めに「三宝はぐき みがき」で歯と歯ぐきのケアを始めましょう。

効果的な使い方
適量を柔らかい歯ブラシまたはゴムブラシ(ガムテック)または指につけ、はじめに歯ぐきをマッサージしてください。そのあと普通の歯ブラシで歯を磨いてください。症状の軽い方は夜寝る前のハグキケアをお勧めします。(歯周病菌は特に寝ているときに増加します)

OTC医薬品

第3類医薬品

歯槽膿漏用剤

三宝はぐきみがき

【 成分・分量 】

100g中 塩化ナトリウム30g、イソプロピルメチルフェノール0.05g、チモール0.01g、チョウジ油0.1g

【 効能・効果 】

歯肉炎・歯槽膿漏の諸症状(発赤、腫脹、出血等)の緩和

【 用法・用量 】

1回量約1.5gをゴム歯ブラシ、軟毛歯ブラシまたは清潔な手指頭などにつけ、1日数回(食事の前後または就寝前)歯肉、歯牙をマッサージし、水で口内をすすいでください。

【 注意 】

  1. 次の人は使用前に医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
    1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。 (2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
  2. 使用に際しては、説明書をよく読んでください
  3. 直射日光の当たらない涼しい所に密栓して保管してください
  4. 小児の手のとどかない所に保管してください

製品に関するお問い合わせ

お客様窓口

TEL 03-3952-0100

月~金曜日 9:00~17:00(土・日・祝日を除く)